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☆Alice's Review☆

  タイニイアリスで上演された作品の劇評たち ―Crazy Tea Party―
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I.N.S.N.企画 「破産」__明 成俊
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     2014年2月12日、新宿タイニアリスでI.N.S.N.企画の「破産」を観ました。破産状態に陥るかつての有名な作家が描かれていたので、破産とは何か、現実におけるお金の意味について考えさせようとした作品だった――のだろうと思いました。。

     破産状態に陥っているのに絶望の影のない顏で観客に話しかける主人公は、悲劇的状況を喜劇的雰囲気に置き換え、見事なものでした。劇は始終一貫、その流れで進みます。
     とくに僕の目を惹いたのは焼肉屋の場面です。肉を焼きながら、有名出版社の編集者たちが作家を囲んで会話を交わす、その細かい動き。その瞬間その瞬間に実にぴったりの効果音が入って、まるで焼肉屋で隣りのテーブルを見ているようでした。

     最後の場面は超現実的、まるで幻のような雰囲気で、リアルな焼肉屋の場面と対比的でした。イメージは鮮明でしたが、ストーリーということから言うと、謎でした。最後の目的地への道を教えてくれず、まるで、そのまま迷子になってしまったような気分のうちに芝居は終わりました。

     俳優の演技や音楽、照明、脚本、観客の反応等、演劇の基礎がしっかりした舞台でした。最後、作品のメッセージが分からなかったのが残念です。
    | 劇評 | 06:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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