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  タイニイアリスで上演された作品の劇評たち ―Crazy Tea Party―
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47エンジン「狂想曲〜月下の乱」__ 李 知映
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    新宿タイニアリスで47エンジンの狂想曲〜月下の乱を観ました。先天的才能を持つ謎の主人公とクライマックスの殺人事件を通じて明らかになる主人公の正体、主人公との関わりがきっかけで一層成長する芸術家の物語は前作を想い浮かばせました。ただ、今回の焦点は芸術家よりそれをめぐるマネジャーや周辺人物に移されていました。

    劇は田舎に潜んで暮らしている老人が謎の男二人に殺されるところから始まります。いきなり早いテンポで展開されたこの場面は、月下の畳の上で起きた緊迫した状況が照明や俳優の斬り合いで良く表現されています。最初から観客の注目を集め、その後のストーリーがどのように展開されるか楽しみになりました。











    次いで順次、47エンジンならではの登場人物紹介の紹介がされていきます。ストーリーが本格的に進行していく前に各キャラクターを観客に紹介することによって、舞台の空気が一旦換わり、観客は登場人物について分かりやすく理解することができるようになったと思います。

    舞台は江戸時代のエンターテイメントの世界です。マナリズムに陥ってられているスターとマネージャー、能力のあるプロデューサースさん、キラキラのしているダサいスーツを着た投資家かと作家にという夢を諦めて芸能系に勤める秘書、先天的才能を持つ謎の少年と彼の友人と、彼の才能を見つけ、サポートするマネージャーの間にいかにも起きそうがちなエピソードを見せることで話が進んでいきめます。人物間の関係設定から起きるエピソードがはこの作品の面白さです。

    トップスターと田舎から上京したばかりの先天的才能を持つ少年が踊り競った場面は見事です。

    しかし、主人公の少年が主人公として鮮明でなかったことは残念でした。他の人物との関わりが少なく、劇の中心から離れているように見えました。ストーリーも少年抜きで進んでいき、この謎の踊り子はクライマックスでやっと舞台の中心に立って踊ります。その結果、結末の悲劇的な哀しさが弱くなってしまったのではないかと思います。








    | 劇評 | 14:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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